令和3年4月分からの年金額等について

労働・社保

老齢基礎年金や老齢厚生年金などの公的年金については、
総務省から毎年公表される全国消費者物価指数結果を踏まえ、
法律の規定に基づき、毎年年金額の見直しが行われています。

令和3年度の年金額についても見直しが行われ、
令和3年4月分(6月15日支払分)からの年金額については、
令和2年度分から0.1%引き下げとなった次の額となります。

●老齢基礎年金(月額)65,075円(満額支給の場合)
●老齢厚生年金(月額)220,496円(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)

なお、年金額の見直しが行われるときには、
将来世代の年金の給付水準を確保することにつなげるため、
「マクロ経済スライド」による調整が行われることがありますが、
賃金や物価による改定率がマイナスになったため、
令和3年度の年金額改定においては調整は行われません。

また、国民年金保険料についても改定が行われ、
令和3年度につきましては、令和2年度より70円増加した16,610円(月額)になり、
国民年金保険料を前納により納付する場合は、次の額になります。

【6か月前納の場合の保険料額】
●口座振替の場合:98,530円(毎月納める場合より1,130円の割引)
●現金納付の場合:98,850円(毎月納める場合より 810円の割引)

【1年前納の場合の保険料額】
●口座振替の場合:195,140円(毎月納める場合より4,180円の割引)
●現金納付の場合:195,780円(毎月納める場合より3,540円の割引)

【2年前納の場合の保険料額】
●口座振替の場合:382,550円(毎月納める場合より15,850円の割引)
●現金納付の場合:383,810円(毎月納める場合より14,590円の割引)

※クレジットカード納付の前納の保険料額は、どの場合も現金納付と同じ金額

詳細は、
【令和3年度の年金額改定についてお知らせします】
【令和3年度における国民年金保険料の前納額について】
をご覧ください。

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